毎週,20トレ では学習に関する熱いメッセージを生徒に伝えています。
1週遅れてしまいましたが,今回のメッセージはコレ。
逃げるから苦しくなるノダ!
ウィリアム・ジェームズ氏の言葉です。
様々なケースにあてはめることができますが,こと,20トレ内での学習であてはめてみると,苦しさの代表は 宿題 になります。
さて,20トレの宿題の位置づけは 「今回行ったことを次回のレッスンまで忘れない程度に復習する」ことを目的にしているため,量・質ともにそれほど大変なものではありません。
※私立中受験を目標にしている生徒の場合は別です。
ところが。
やってこない場合,または明らかに手を抜いたやり方をしている場合があります(教育あるあるだと思いますが,学力の高い生徒ほどしっかりやってきて,低い生徒ほどテキトーになります)。
学習する=苦しい と思っているからこそ,宿題から逃げているのだと思いますが,残念ながら,それを放置するほど私は甘くありません。
つい先日,宿題忘れがありましたが,その時のやりとりはこんな感じでした。
Sくん | 先生,宿題がやれませんでした。 |
20 | う~ん。どうして? |
Sくん | 土・日・月(祝)の,日・月(祝)は家族で旅行に行ってきたからです。 |
20 | そうかぁ… そういうのは大切だよね。で,土は何してたの? |
Sくん | 午前は習い事です。 |
20 | 午後は? |
Sくん | 午後は何もないです。 |
20 | じゃあ,午後にやればいいよね。宿題は1枚しか出していないし。なぜ,しなかったの? |
Sくん | …忘れてました。 |
20 | …ふ~ん。確かに,人は忘れることもあるから仕方がないねぇ。ところで,学校の宿題はやったの? |
Sくん | 学校の宿題はやりました。 |
20 | う~ん。よくわからん。学校の宿題は忘れずに,20トレの宿題は忘れる理由を説明してほしい。なんで? |
Sくん | … |
その後のやり取りは,ご想像にお任せしますが,「逃げたからさらに苦しくなった」ことだけ記しておきましょう。
子どもたちにとっては,宿題を行う事は苦しい事かもしれません。
しかし,一時の苦しさから逃れ続けることができたとしても,いつか行き詰まるときが来ます。
そして,このことは 大人はわかるのですが,子どもにはわからないことが 低学年の教育を難しくしている1つの要因でしょう。
では,わかるようにするにはどのようにすればよいのか…?
その答えは20トレの中にあります。
※文面で書くのは辞めておきます。
もし,ご興味がございましたら,こちらまでお問い合わせください。
では,20トレ内で生徒に伝えている定番のフレーズをご紹介して 終わりにします。
とにもかくにも 克己心!
逃げずに打ち克とう!