1週間ぶりとなりましたが,今週から2月度の20トレがスタートします。
さて,毎週,20トレ では学習に関する熱いメッセージを生徒に伝えています。
2月第1週のメッセージはコレ。
「やるかやらないか」なのデス!
「やればできる…」
これはですねー
教育関係者の方であれば 一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
保護者の方から。
※私も幾度となく聞きました。
「うちの子はやればできるんですよ」と言われたとき,指導する講師の方々は「そう思います」と答えるのではないでしょうか。
この回答は社交辞令でもなんでもなく,実際,そのように考えている方がほとんどだと思います。
一方,それと同時に声には出しませんが心の中で…
だったら,
もっとやりましょうよ😑
言っているのも事実です(私だったら出してしまうかも)。
この,「そう思います」と「だったらもっとやりましょよ」という言葉のねじれについて,もう少し説明します。
学力UPのためには 相応の学習時間が必要です。
週に1回 塾に行き,他の曜日は何もせずに成績が上がるなんてことはありません。
おそらく保護者の方はその様子を見て「やればできるのに…」と思われるのでしょうが,実際に「やらせる」となると躊躇する方が多いようです。
理由はいろいろ考えられますが,
3つ挙げるとすれば
- 無理をさせたくないという気持ち
- (保護者が)しんどい
- 費用
でしょうか。
講師の立場からとすると
「もっとやらないと学力は上がりません」
「子どもに声掛けをしてください」
「もっと受講回数を増やしてください」
になるのですが,とどのつまり「お願い」になり,最終的な決定は各ご家庭にあります。
つまり,「やればできる」と言われても 講師は「そう思います」としか答えることができないのです。
「やるかやらないか」を決めることは勇気のいることだと思いますが,子どもに何かを求めるのなら,まず,それ相応の覚悟を決めましょう。
ちなみに,講師というのは基本的に世話好きの方々が多いので,保護者の方がその覚悟を見せれば,より熱心に指導をしてくださいますよ👌