毎週,20トレ では学習に関する熱いメッセージを生徒に伝えていますが,春休み期間は20トレのレギュラー授業はお休み。
→でも,今日からは 春休み期間の学習トレーニング 20トレ☆ゴールド が始まりますよ
ということで,今回は春休み中のメッセージをお届けします。
春休みのメッセージはこれ。
学力は自動的に上がりまセーン!
「そりゃそうやわ」と多くの方が納得されると思いますが,現実はそうでもないようです。
つまり,学年相応の学力が身についていないのに放置しているケースです。
放置の原因は社会的な問題が背景にあることもありますので,一概に「放置ダメ」という押しつけをすることはできません…
が。
やっぱり,相応の学力は欲しいところです。。。
学力不足を後からなんとかするためには相当な労力と費用が必要になりますが,家庭内でもできることはいくつかあります。
春休み期間を使って キャッチアップしていきましょう!
この期間を逃すと ズルズルと離されていきますので😞
さて,放置も問題ですが,そもそも なぜ学年相応の学力が身についていないのでしょうか?
後から苦労することを避けるヒントにもなりますので,その原因について記したいと思います。
学年相応の学力が身についていない理由は3つです。
1つ目は,学校の授業をしっかり受けていない事。
2つ目は,宿題をしっかりとやらない事。
3つ目は,学習状況を親がきちんとチェックし,アクションを起こしていない事。
…どれも 話せば長くなる内容ですが,今回は1つ目, 学校の授業をしっかり受けていない事 について記します。
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前述した「しっかり受けていない」というのは,先生の話を聴いていない・授業中に他事をしている などの行為になりますが,実はこれ…
元をたどると 幼児期に原因があります。
もっと言ってしまうと,小学校入学時の学力とそれからの伸びしろは,幼児期の過ごし方がポイントになるといっても過言ではありません。
そのポイントは何かというと 決して学習をどんどん進めていくことではありません。
実に本的な事です。
その基本的な事とは,
① やってはいけないことをやった時に,注意されることを経験すること。
② 正しく我慢することが できるようになること。
③ 毎日,何かを続けて行うことができるようになること。
の3つですが… みなさん 気づきましたか?
そうです。
これらのことができないのは,子どもに責任はありません。
すべて 親の責任,すなわち,保護者の方が子どもたちに向けて行う しつけの問題 になってしまうのです。
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「いや~,子どもは自由にのびのびと😀」という考えがあるのはわかります。私も,もちろんそう思っています。
しかし,わがままにやりたい放題させることを 「自由にのびのび」という意味で捉えるのは間違っています。
「いや~,あまり注意したくないんですよ。ガミガミするのは子どもに悪影響でしょ😀」と思われている方。
本気で子どもの事を考えていますか?やってはいけないことをやったときに注意されないと,どんどんエスカレートしていきますよ。ホントにそれでいいんですか?
そして付け加えるなら,同じことをしたのに ある時は叱られ 別の時には叱られない…という ダブルバインドが繰り返されると,よっぽどそちらの方が悪影響ですよ?
(その他にもいろいろ修正したい考えがありますが,いったんここで終了)
学校の先生方も,学力を高めるために多くの努力をされていると思います。
しかし,子どもたちがそれを受け入れる態勢が整っていないと,先生方の努力が無駄になる → 子どもたちの学力が学年相応でなくなる → どんどん学力差が開くというスパイラルに陥ってしまいます。
新小1のお子様がいらっしゃるご家庭の方は,今一度,「授業をしっかりと聴く」ことの大切さを伝えてください。
新小2以上のお子様がいらっしゃご家庭の方は,通知表の「主体的に学習に取り組む態度」の項目をチェックし,もし,そこがあまりよろしくない場合は 改善に向けてきっちりと話をしてください。
それでは,春休み明けにお会いしましょう!